OCTOPATH TRAVELER 昔、ゲームに熱中していた全ての人へ

最近、自分の周りの友人達からこんな言葉を聞きます。「昔はゲームを夢中で遊んでられたけど、最近のはなんか熱中できないんだよね~」。……なるほど、その気持ち悲しいけど少しわかります。ゲームの技術はものすごいスピードで進化しましたからね。見た目もドットから3Dになり、画面で何が起きているかの把握すら、しばらくゲームから離れている方にとってはやたら難しく感じるようになっているのかもしれません。加えて時間が無限にあった子供時代と違って仕事から帰ってくるとゲーム機を起動する体力も残っておらず、ベッドでごろごろしてしまうことも多いのではないでしょうか。ゲームは昔よりもできることが増え、ルールは複雑になってきていますし、操作を覚えることも困難。そんなストレスを感じるくらいならと、ゲームにのめりこむ前に他の遊びに鞍替えしてしまう気持ちもわかります。

そして、同じくらいの数聞くのがこんな声。「NINTENDO SWITCH、買ったけどゼルダとスマブラ終わったらもう他にやるものがなくて売っちゃった!」……なるほど、それはふつうにMOTTAINA~I。ただただMOTTAINAI。SWITCH、まだまだおもしろいソフトあるよォ! もっと感じて~任天堂からのOMOTENASI!!(滝川)

で、そんな↑上記の2パターンの方々どちらにもね。オススメしたいゲームがありまして、今回ご紹介しようかと。んーいつもより前置きが長い! はいじゃあチャチャっといっちゃいましょう。今回の記事のゲームは~ これ! ……ンジャガッ!

OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)だぁ! 昨年の2018年7月13日、NINTENDO SWITCH専用ソフトとして発売。ジャンルはRPGで、新規IPにも関わらず初週で約12万本もの売れ行きを記録している本当にすごいタイトルなんやで。過去に大ヒットしたシリーズとかでもなく、ポッとでてきたこちらの新作、いったい何故にこんなに売れたのか。その理由はこの記事の冒頭で説明したような人たちが担っているんじゃないでしょか。1つめはSWITCHを持て余した人がガッツリ遊ぶゲームが欲しかった時期に重なったこと。2つめは、古き良き昔のRPGを求めている人のアンテナにドストライクヒットしたこと!!

そう、こちらのゲーム、キャラクターも背景もドット絵! 正確にはHD-2Dと呼ばれるスクエニ独自の技術(2Dに3Dアート効果をかけたものらしい)! そのためドット絵でありながら、洗練されたビジュアルなんですね! ドットなのに被写界深度とかついているので背景がぼやけてて写実的だったり、懐かしさと真新しさが混在しております。戦闘の基盤もキャラクターの手番が来たら行動を選ぶというオールディッシュなスタイルです。そのため昔のゲームに慣れ親しんだ人であればとっつきやすさ120%な仕上がりとなっているんですよ。


そしてただ、懐古厨の心を揺さぶっているだけではございやせん! 独自のシステムが冒険により奥深さを与えています! タイトルのOCTOPATHうんぬん、プレイヤーは個性あふれる8人の主人公から1人を選んで旅立つのですが、それぞれの職業によって、話しかけられるNPC全員に何かしらアクションを起こせるのです! NPCとはノンプレイヤーキャラクターのこと。普通のゲームだと、「ここは〇〇の村だよ」とか一方的に情報をくれる程度のものなのですが、このゲームでは会話とは別に、ほとんどの人々にこちらからアクションをふっかけられるのです。それがこのゲームのポイント1! フィールドコマンド!!

剣士のオルベリクのフィールドコマンドは「試合」、よくRPGでありがちな建物の入口をふさいでいる村人などにバトルを挑むことができ、勝つと強制的にどかすことができます。

踊り子、プリムロゼの場合は「誘惑」。確率でその人物を連れ歩けるようになり誰かと引き合わせたり、戦闘中に呼んで戦ってもらったりできます。他にも町の人からアイテムを盗むことができる盗賊だったり、ありがたい情報を聞き出せる学者だったり、NPC1人がつったってるだけでいろ~んなことができちゃうんです!!


あ、ちなみに主人公はだれを選んでも他の7人全員を仲間にすることができるのでご心配なく。ただ、最初に選んだキャラクターだけはゲーム中ずっと動かす先頭のキャラになり、パーティーから外すことができないのでビジュアルなり強さなりで選んでいただければと思います。どの主人公を選んだかによって、シナリオも出発地点も全然変わるよ。

筆者が選んだのは踊り子プリムロゼ。8人の中で1番のセクシー枠。武器は短剣しか使えませんが、敵を弱体化したり味方を強くしたりする踊り子アビリティが強いです。

そしてこのプリムロゼ、お気に入りなところは1番シナリオが物騒なとこ。他の主人公達は「世界一の商人になる!」とか「神官として各地をまわる儀式を~」とか、比較的ゆるやかな始まりで旅立っていくキャラが多いなか、プリムロゼ、まず一家が惨殺されます。家族の仇である入れ墨の男の情報を探るため、貴族である過去の身分を捨て去り、マフィアがしきる風俗店の踊り子として体を売って日々を過ごしています。ハングリーが…… ハングリー精神が過ぎる!! 味方も敵もぽんぽん殺されたり殺したりしていくので他の7人テンションが違いすぎる!! そこが良い!!

他のメンバーも8者8様に様々な境遇、色々な出来事にまきこまれていくのですが、やはりプリムロゼ編だけは書いた人の性癖がゆがんでるとしか思えないような内容になっていてとてもオススメなのです。迷ったらプリムロゼ選んでみてくだ愛。そしてそういったシナリオやフィールド特有のコマンドもさることながら、戦闘も物凄く奥深くかつシンプルでおもしろいんですよ。

敵には何種類か弱点となる武器や属性があり、弱点攻撃を何度か当てるとBREAKとなり、ボスであってもしばらくの間動けなくなります。最初は何が弱点かわからない「?」状態で表示されていますが色々な攻撃を試すことによって何に弱いかわかっていきます。敵の大技が来そうなターン前までBREAKをとっておいたり、敵の見た目や攻撃パターンから情報を予測したりと、色々な駆け引きが生まれます。かつキャラクター達は1ターンにつき、行動力が1ずとプラスされていき、それを開放すると最大4回攻撃4回分の強さの技を発動したり、などもできるのです。行動力を貯め、いつ開放するか、ボス戦などでは特に重要となってきて手に汗握るバトルとなります!! ってわかる? すごくね、伝えにくいの。このシステム。言ってる本人も自分が書いた文章読んでもわからねぇ。大変だよこれ説明するのは。よーするにサウナにずーっと我慢して入ってたら出たとき気持ちいい! みたいな、そんなシステムだよ。

あとはジョブシステム!! 各キャラ、メインとなるジョブは変えられないのですが、他の仲間の職業を1つ、サブジョブとして装備することができます! ぶっちゃけいうとFF5方式ですね! 2つの職業を自分なりに組み合わせてバトルを効率的に進めるのを考えるのが楽しい!! 楽しい!! 例えば学者という職業は強力な全体魔法を使えるのですが、MPをいっぱい使うのですぐガス欠になってしまいます。

でも盗賊のアビリティの、マジックスティールダガーを使うと敵を攻撃しつつMPを奪うことができるので戦闘中アイテムを使うことなくMPを回復でき、魔法を連発することができるのです。

この場合、盗賊のテリオンに学者サブをつけたり、学者のサイラスに盗賊サブをつけると効果的にそれぞれのジョブを補うことができるっつーわけですね。こういった組み合わせを考えるのが楽しい! ひゅー可能性は無限大や!!(8×7=56通りです)サブジョブを装備すると見た目も変わってかわいい! ↓(左から商人・剣士・狩人・踊り子)

いかがでしたでしょーか。新しくもあり、どこか懐かしさもあるこの OCTOPATH TRAVELER、最近ゲームから離れてしまっているけれど、また昔のようにおもしろいRPGをがっつりプレイしてみたい! といった方にとてもオススメな作品でございやす。NINTENDO SWITCHでやるゲームないよ~って言ってる人もぜひ! そして、こちらのゲーム、先月6月からパソコン版、STEAMでも配信が開始されたばかりですので、SWITCH持ってないよ~っといった人でもパソコンがあれば遊べるゲームになりました!(やった!) 自分は今も昔もゲーム大好きなんですが、ゲーマーだった人がゲームから卒業しちゃってる現状がとても寂しかったり悲しいんですね。といったいきさつもあり、昔のゲームチックにシンプルに奥深く遊べるゲームのご紹介でした。そんなん関係なしにこのゲームはすごくおもしろかったんですけどね! 昔ゲームに熱中していた全ての人、ぜひプレイしてみて、昔のTV画面にのめりこんでいたあの時の情熱を思い出してみてください。

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