伊豆諸島って何?
皆さんこんにちは。
早速ですが、東京には伊豆諸島なるものが存在するのですが、ご存知でしたか?
正確な島の数を合わせると100余りにのぼるのですが、現在、有人島は
・伊豆大島
・利島
・式根島
・新島
・神津島
・三宅島
・御蔵島
・八丈島
・青ヶ島
があるそうです。どの島もそれぞれの魅力が満載されていて、普段、我々が想像するようなパラダイス感とは違った雰囲気を味わえる島々があります。
火山活動が激しい島など、ダイナミックな自然の営みを感じられる島もあります。
まさにどの伊豆諸島もオススメなのですが、
今回はそんな伊豆諸島の島々の中でも私が特に気に入っている、オススメの景色を写真を使って、簡単に説明していこうと思います。
伊豆大島にあるバディーズベル
伊豆大島は東京の港から一番近い距離にある島です。
・人口は約8000人弱
・名物は椿
・1986-87年に噴火
この鐘はBuddy’s Bell(信頼の鐘)と言い、伊豆大島の「野田浜」というところにあるモニュメントで、ダイバーの死を偲び建造されたものです。壮大な夕景に圧倒されて思わずシャッターを押した一枚。
寄せては返す波の音、遠くカモメたちが、漆黒に染まろうとする空に吸い込まれていきそうな神秘的でいてどこか静寂感や物悲しさ漂う景色に心の膿が浄化されるような感覚に至ったことを覚えています。
海が運んでくる風がそっと私に語りかけ、沈む夕日が心と体を染めていく世界。都会の喧騒を忘れて一人の時間がゆっくり過ぎてゆく。楽しいだけではない、伊豆大島の魅力が凝縮されたような場所でした。
オススメです!
三宅島(富賀浜付近)の夕景
三宅島は島の全域が富士箱根伊豆国立公園になっている島。
・かの有名な江島生島事件の生島新五郎の墓がある。
・雄山という有名な火山がある。
・1983,2000年に噴火を経験している。
雄山の雄大な景色も気に入ってはいるがやはりこの雄大でいてどこか物悲しさも覚える一枚を選んでみた。
ここは三宅島の阿古地区にある「富賀浜」付近。日本最北端ともいわれているテーブルサンゴの群生が見られるという美しい浜である。
昼とは打って変わって、轟音激しい風が呼吸をも苦しくさせるかのような強い勢いで体を通り抜けていく。かと思えばいきなり柔らかくそっと体を包み込むような風に変わる。なんとも不思議な場所である。
この大海原を目の前にした時、当時の三宅島の歴史を紡いできた先人達もこの夕景を見ていたのかと遠く見知らぬ人々に思いを馳せた。もしかしたら、生島新五郎もここを訪れて、この夕日の先にある遠い故郷に思いを馳せていたかもしれない。かく言う私も、この夕日の先に、かつて母親に手を引かれ、夕日に照らされて大きく伸びた自分の影と母親の温かい笑顔を思い出し、強烈に涙腺を揺さぶられた。
オススメですねーここも!
新島の白ママ断崖
新島村は新島とその隣りにある式根島で形成されている。
・人口は約2800人
・渋谷にあるモヤイ像はこの島の石を使っている。
・美しい白砂のビーチが有名。
新島で特に気に入っているのがこの白ママ断崖。
古代から脈々と自生している自然の中をただひたすらにひたむきに歩いていくと、この雄大な景色が姿を現す。一面真っ白な世界とそれを激しくえぐる強い深青の波が遠くこだまする世界。まるで天界に誘われたかのような錯覚すら覚える。どこまでも続く白の道、どこまでも続く青の道。風はそっと優しく語りかけ、この世とは明らかに違う別世界にポツンと一人佇む。
「天空の城ラピュタ」を彷彿させる様な分厚い大きな白い雲がゆったりと動いている。あまりにも壮大な景色に、炎夏盛んな蝉のけたたましい声も、荒々しく砂をえぐる轟音の波もいつの間にか聞こえなくなっていた。白と青に吸い込まれた感覚が今も脳裏から離れずにいる。
いや、ここも伊豆諸島の中でオススメです!!
*他にも、魅力ある島々が伊豆諸島にはあります。私もまだまだ紹介しきれないので今後も随時、皆さんに紹介できればと思っていますので楽しみにしてて下さいね♪
伊豆諸島での旅行や観光を検討されている方のご参考になれたら嬉しいです。
本当に伊豆諸島はオススメです。
穴場だと思います。
こちらも是非、みてくださいね♪
以上、sister.shikueでした。
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