NieR:Automata 滅びた世界で人造の命は何を思う

いやタイトルどうした!! とお思いの皆さんこんにちは。ゲームブログもついに6回目となりました。わーーー別にキリはよくない!! そんな6回目にご紹介するゲームは…… ンジャガ!! 『NieR:Automata』です!! わーーーあ、読めませんか。こちらの文字の羅列ね、『ニーア オートマタ』と発音します。2017年に発売されたこちらの作品、2010年に発売された『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』の後継作品となるアクションRPGなのですが、こちらの過去作をやっていなくても楽しめるお話となっております。(設定的には数千年くらい後の話らしいです) 筆者も前作はやっておりませんがとても楽しめました…… 楽しめたどころではなく、感動! いや、感心した!! の方が正しいかもしれない…… その3つの感心ポイントを説明していきますよ!

まず1ポイント目はですね、世界観がすごい!! 異星人の侵略によって人類が月へと追いやられ、滅びた後の地球が舞台となっておりまんす。地球には異星人が作った機械生命体といわれるロボットがいたるところにはびこっており、主人公は機械生命体達から故郷である地球を奪い返すため、人類側のアンドロイド兵士の1人として地球に派遣されます。

そう、主人公は人間じゃなくてアンドロイドなんですね。近接攻撃が得意な2B(トゥービー)ちゃん。大きな刀で機械生命体をわっさわさとなぎ倒してくれます。進撃の巨人のミカサと同じ声優さんで無機質な喋り方がたまりませぬ。なんで目隠ししてるかって? 知らねーよ! アンドロイドだからだよ!!(?) その割に途中目隠し外れても特に問題なさそうにふるまってます。なんなんだ……

こっちが相棒の9S(ナインエス)。2Bとのタッグチームで作戦を実行していきます。そしてやはりアンドロイドは目隠しするルールがあるみたいですね。近接攻撃は2Bより劣るサポートキャラなのですが、敵の機械生命体にハッキングして自爆させたりするのが得意です。ガードが堅い敵なんかは殴るよりこいつのハッキングで倒す方が効率的。基本この男女2人を操作して荒廃した地球に降り立つのですが……

みて。

この。

素晴らしい荒廃した世界っぷり!! もうね、この地球、人間が住んでないのでこれでもかってほどめっちゃめちゃ全てが朽ち果ててるんすわ!! 廃墟好きにはたまらない世界観!! 植物の浸食に負けたビルディングや壊れて砂漠化した団地、だだっぴろい崩壊した世界をのんびり自由に歩き回れますよ。まぁ歩いてると人間の敵であるロボが襲ってきますが。そしてすごくシャレオツなことにゲームの箱の中に小さい新聞が入ってるんですよね。

実際に地球が廃墟に至るまでにどんなことがあったのかが、記事の中からぼんやりと読み取れるんです。ひーーーKODAWARI---!(IKKOボイスで)発想がすごい。思いついてもフツーやるかいこの説明書も電子化されるこの時代によぉぉ!(とてもほめています) もうね、こういう工夫がゲーム中でも細部細部にひしめいててですね。この没入感がすごい2019なんですわ!!(おととしのゲームです) そりゃ没入してブログのタイトルも厨二病になりますわ!!(これは伏線の回収です)

そして筆者のニーア感心ポイント2番目は、絶望感……ですかねぇ。なんやその絶望感て、と思うかもしれないんですが筆者も明確には説明できないっちゅうか、ちょっとこれは意味が広めです。いい意味での気持ち悪さってのも近いかもしれない。もちろんシナリオ的にも心にグサグサくる描写がいっぱいあるんですが、演出含めて、マジかよ…… どうすんだよ…… みたいなことがよく起こります。

最初のボスからして、こんなでかい敵どうやって倒せるんだよ…… 的なやつです。画面上にうつっている赤い球は全て敵の攻撃で、当たるとダメージを受けます。

他の敵もシューティングゲームかよってくらい飛ばしてきます。この謎の赤い球がよぉ永続的に飛んでくんだ……!! これを全部避けつつ攻撃しろってもう無理だろうがよぉ!!(ご安心くださいオプションでオート回避モードがあります)

敵である機械生命体を殺したら殺したで後味が悪いしよぉぉぉぉぉぉ!!

これはちょっとネタバレになっちゃうんですが、敵のハッキングを受けると主人公はアンドロイドなので上画像のように視界が奪われたりします。武器が使えなくなったりウィルスに侵されて何もできなくなったり、あらゆる絶望的状況がわんさか襲ってきます。どうしてこーも主人公たちがそういった状況に追い込まれなきゃいけないのー!と叫びたくなるんですが、それもそのはず、このゲームのディレクター、ヨコオタロウ氏はこういう絶望的なものを作るのがすごく上手い人なんですねー。そう、このメディアにでるとき謎の被り物をいつもしている変わった方です。↓

むか~し発売されたドラッグオンドラグーンというPS2のゲームのディレクターも彼なのですが、数あるエンディングが全部バッドエンドでしたよ…… 救おうとしてた妹が自殺したり、ずっと一緒に戦ってきた相棒のドラゴンを殺さなきゃいけない終わり方だったり…… 全ての武器を集めないと見れないトゥルーエンディングでさえ、ラスボス倒したらファンタジー世界からいきなり現代社会の東京に転送されて自衛隊のミサイルで主人公もドラゴンも殺されるとかいう理不尽極まりない尖ったゲームでしたわ……(遠い目)

ただず~っとそういう絶望的なもの作ってきてる人だから本当、人の心の揺さぶり方が本当に上手い!! アンドロイドも機械生命体も命がないはずなのに…… すごく心を絞めつけられる展開のオンパレード! ニーアのTVCMからしてこれですからね↓


さすがにCMまでヨコオタロウ本人はかかわってないと思いますけどねー、このゲーム紹介しようと思ったらこうなっちゃうんですね。ご安心ください、こちらのCM! 描写がやばすぎるということで、すーぐ規制されました。絶望といえばおもしろいことにこのゲームの発売においても

今世界でもっとも勢いがあるハード、Nintendo Switchとニーアの発売日がカブってる、といったホッコリ絶望エピソードもありました。いや笑えない…… 丹精込めて数年間労力と時間をつぎ込んできたゲームも発売日によっては、するっと空振りしたりするのがこの業界。twitterでヨコオ氏が絶望してますわな…… しかしそんな逆境も何のその。ゲームの素晴らしさが口コミやらで話題になり、世界で400万本くらい売れました。こっちは絶望しなくてよかった……! やはり、イイものはイイんだなー!! ゲーム業界の未来は明るいで!

そして最後! 3つ目の感心ポイントは、コスパ!! そうそうコストパフォーマンス! 値段の割に長く楽しめる~! ……ではなく、ゲーム制作者側の話ですね。これ言ってしまうんですがこのゲーム、ちゃんとやるには3周必要…… つまり3回クリアして初めて真のエンディングにたどり着けるんです。えー手抜きかよ! めんどくさ! とおもうかもしれないんですが、大丈夫!! まんま同じシナリオをもう2回ほどやらされるのではなく、ちゃんと飽きさせない工夫がしてあるんですよ!(1・2・3回のうち2回目はさすがにちょっと苦痛ですが……) 日本のゲームは、海外のAAAタイトル(とてもお金をかけられているビッグなゲームのことだよ)と違って、開発費もバカスカかけられないですからね。同じフィールドで同じリソース、同じフローでいかに、どうおもしろく見せられるかってのがめ~っちゃくっちゃ上手く作られており、かつそれをゲーム性として昇華してあるんです! 素晴らしい! 1粒が3倍の長さで楽しめる!! 築地の本場の海鮮丼ですら、そのまま食べるのとあとからお茶を入れてお茶漬けにして食べるverで2回分しか楽しめないのに!!(おいしいですよ) そしてきちんと3回クリアしたあかつきには、ゲームという概念を超えた得体のしれない感動があなたの胸に刻み付けられることでしょう。え、ゲームなのにこんなことになっていいの!? みたいな…… この辺はねーもう説明しちゃうとどうしてもネタバレを回避できないので、この記事を読んで興味を持った方はぜひやってみてください!! 今ならお安くなっておりますよ!↓ (AMAZONのリンクの埋め込み方がわからないので筆者には1円も入りませんが!!)

ニーア オートマタ ゲーム オブ ザ ヨルハ エディション – PS4

なんか最後のポイントが1番テキトーになっちまいましたね…… しょうがない、しょうがない! 内容的にネタバレ不可避なんだもの! 先ランチいってて! っつーわけでまだ購入をしぶっているそこのあなた! 最後に、ゲームの中でも1,2位を争う気持ち悪さ、機械生命体が主人公たちに殺されそうにやばくなって覚醒するシーンを見てゾンアマのポチリボタンを押してってくださいよ!! 曲も気持ち悪くてオススメですよ!! (こういう動画ネタバレは読者の自己責任なので良しとする謎の思考回路)


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